ローソク足の見方

ローソク足とはその名の通り、形がローソクのように見える所から名付けられました。このローソク足は江戸時代の米相場で生まれた記録方法で、今では海外でも広く使われています。ローソク足の特に優れた点は、一本のローソク足で始値、高値、安値、終値のすべての動きが把握できる点です。

まずは陽線と呼ばれる「開始時の値段よりも終了時の値段の方が大きい場合」のローソク足から見てみましょう。

陽線の見方

img_20070125T223420670

上記の様な動きをした場合、ローソク足はどんな形になるでしょうか?

まずはローソク足に必要な四本値を求めましょう。
四本値とは始値、高値、安値、終値を言います。

始値とはその日の最初の値段、
高値とはその日の最高値、
安値とはその日の最安値、
終値とはその日の最後の値段のことです。

この場合の四本値はおわかりでしょうか?

始値… 600円
高値…1200円
安値… 400円
終値…1000円

となります。

するとこの場合のローソク足は下記のようになります。

img_20070125T223421030

陰線の見方

次に陰線と呼ばれる「開始時の値段よりも終了時の値段の方が小さい場合」のローソク足を見ていきます。以下の様な動きの場合、ローソク足の記述はどのようになるでしょうか?

img_20070125T223714079

やはりローソク足に必要な四本値を求めましょう。
この場合の四本値は、

始値…1000円
高値…1200円
安値… 400円
終値… 600円

上記と違って始値よりも終値の方が安くなっています。これでローソク足を書いてみましょう。

img_20070125T223714440

あれ?さっきと同じになりましたね。これではどっちがどっちか分かりません。そのため始値よりも終値が安い場合は、マイナスを表すために全体を黒く塗ります。(黒ではなく青や緑の場合もあります)

img_20070125T223714920

寄引同事線の見方

これ以外にも始値と終値が全く同じ値段になる事も有りますが、これは寄引同事線と呼ばれています。

img_20070125T224127884

寄り付きというのはその日の最初の価格、つまり始値の別の呼び方です。そして引けとはその日の最後についた価格、つまり終値のことを別の言い方でいったものです。

つまり寄り引き同事線とは、寄り付き(始値)と引け値(終値)が同じだったという意味です。

ローソク足のひげ

ローソク足で重要なのはもうひとつ、ひげと呼ばれる陽線または陰線の実体部分から伸びた線です。

上にあるひげを上ひげ、下に伸びた線を下ひげといいます。

img_20070125T224421053

ひげの長さによって、その日の相場の強弱が分かるので、ひげはとても重要な要素になります。